理念策定と組織活性化を同時に。SCSK様のワークショップ事例紹介
SCSK株式会社 エンタープライズソリューション第五部(ES第五部)様にて、チームビルディングおよびMVV(Mission・Vision・Value)策定を目的としたワークショップを実施しました。
本ワークショップでは、「部全体としての一体感の醸成」や「リーダー層育成」、さらには「サービスブランドの内発的理解と浸透」といったテーマを背景に、参加者自らが未来像を描き、対話を通じて共通認識を深めていくプロセスを支援しております。
主なプログラム構成:
- 趣旨説明
- トリセツワークショップ(自己紹介による相互理解)
- チームビルディングワーク(ヘリウムリング)
- MVV策定ワーク(現状課題の可視化、ビジョン・ミッションの言語化)
- 打ち上げ
- 事前に記入いただいた参加者全員分の「トリセツ」により、普段は見えづらい個々の人柄や価値観が可視化され、冒頭から和やか、かつ前向きな対話が生まれました。
- 「ともに取り組む」にあたり、「心理的安全性の確保」が何にも先ず大事であるということを体感されていました。
- フラフープを用いたチームビルディングワークでは、課を越えた連携の難しさとワンチームで成果を出す楽しさの両方を体感されていました。特に「声をかけ合う」「役割を調整する」といった行動が、自然とワークの中に現れ、結果として驚くほどの成果を生み出しました。
- MVV策定ワークでは、リアルな声をもとに、ES第五部としての目指す姿(ビジョン)と役割(ミッション)が参加者全員の言葉で語られ、時間はかかりましたが(同じ方向を指し示す)北極星を生み出せていました。
- ワーク終了後の打ち上げでは、「今まで話せなかった人と初めて腹を割って話せた」「課を超えた連携のきっかけになった」といった声があがり、ワークショップが関係性の質にも良い影響を与えたことが伺えます。(写真はフラフープを使った「ヘリウムリング」ワークの様子)

ファシリテーター所感
今回参加された皆様は、それぞれが卓越したスキルと人間性を備えておられ、お互いをリスペクトしながらも率直に意見を交わす姿勢や、非常に温かく前向きな雰囲気が印象的でした。
対話を通じて、「自分たちの仕事にどんな意味があるのか」「どこに向かっていきたいのか」を言語化するプロセスに、参加者全員が主体的に取り組まれ、どんどんチームが活性化していったのも印象的でした。
“チームビルディング”と“理念策定”という2つの軸を同時に扱うことで、組織としての結束力と自走力を育むよいきっかけになったようです。
今後に向けて
単なる理念策定や関係性構築にとどまらず、実行につながる組織づくりを支援するワークショップをカスタマイズ設計にて提供しています。
部門ごとの課題やフェーズに合わせ、対話・可視化・共創を通じて、組織が「自ら進化していく力」を育てることを目指しています。
組織内の変化の兆しをつくりたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
