代表石原が「Yahoo!きっず25周年記念座談会」記事で紹介されました

年末ヤフー広報の皆様にお声がけ頂き、「Yahoo!きっず25周年記念座談会」記事が公開されました。
一時代を共に駆け抜けたレジェンド山岡さん、森井さん、そして現職の竹田さんと座談会形式でおりなす振り返りは、忘れかけていた熱きDNA的なものを思い出す、ルーツを再発見する旅のようでした。
 
当時は(若さもあり)喧喧諤諤徹夜したり既存ルールを変えたり仲間と泣き笑いながら無謀な挑戦をしたりと、ものすごい熱量でサービスに向き合う日々でした。
サービスとともに自分もメンバーも成長し、加速するインターネット利用の波に乗り、気がついたらYahoo!きっずは子ども向けポータルのデファクトとなっていました。
 
在職時はサービス提供者として多くの小学校でネット安全啓蒙系の出張授業講師などもしておったのですが、2014年に退職してからはあまり見る機会のなくなっていた愛すべきサービス。
 
ところが数年前、息子の通う公立小学校の授業参観で再会します。テーマは「初めてのインターネット検索」。

単なる1人の親として参加した公開授業で、20年という年月を経て成長したまぶしい姿を見て、また息子含めクラス全員が当たり前のように自分のノートPCを開いてYahoo!きっずで検索している風景を見て、立派に成長した生き別れの家族に再会したような、何とも言えない感慨深さが押し寄せ、正直こみあげるものがありました。。
 
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かつての同僚達から、LINEとの統合等、大きな変革の波が待ち受けていると聞きます。カルチャーの異なるチームが協業するゆえの混乱、コンフリクト、大小化学反応が起きていくことは想像に難くありません。

ですが、ここで仲間とともに今までなかったものを創り上げていった事は消えないし、人は育つ。形が変わって昇華して戻ってくるのだな、ということが今こそ実感できます。
 
現在数社でテック系人材採用にも関わっていますが、「当時ヤフーきっず使っていました!」「ポケモンガーデンどハマりしてました」という方も多く、時空を超えた螺旋のようなつながりに気づかされます。
 
当時の仲間も皆それぞれの分野や世界で羽ばたいていて、でもインターネット上ではゆるやかに繋がっているから時々近況を伝えあったり、しんどい時は助け合ったりして、また新しい何かがそこかしこで育まれる循環が生まれていたりもします。元ユーザーだった方と同じチームで仕事するご縁も多くてビックリです。
 
キツいこともあったし、今でもキツイこともあるけれど、あの頃あの船に乗って未来を切り拓いた事は無駄ではなかったんだな、と思うのです。
 
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惜しむらくは、当該記事は社内広報ということで外部公開していないため、私の言葉の一部分だけ抜粋します。
 
「いい時代にこの素晴らしい会社に所属できて、私はすごく成長できたし、仲間もいっぱいできたし、本当にいい会社だったなって思うので、今いらっしゃる社員の皆さんは超ラッキーだと思います!
もはや誰もがうらやむ会社で簡単に入れる場所じゃなくなっちゃった。
でもやっぱり懐が広いし、生涯ベンチャーみたいな雰囲気も残っているように感じます。今はちょっと優等生になっちゃった感もあるけど、”ならず者”というルーツが結構重要な気がしています。
これからも当たり前じゃなかったことを当たり前にしていく、突破していく会社であってほしいし、私はそんな会社に所属できたことをすごく誇りに思います」
 
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改めて、当時を振り返るきっかけを頂き本当にありがとうございます!
これからも形を変えつつ、次世代によきバトンを渡していけるような仕事をしていきたいと心新たに誓った次第です。

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